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2019 年間ビジターアンケート

2019 年間ビジターアンケート

 当院の以前のサイトを訪れると、毎回ではないけれど『2019 年間ビジターアンケート』と題するページに飛ばされてしまう事が、2019年10月に発覚しました。サイトが不正に侵入されて、任意のページにリダイレクトするように悪意あるファイルを多量に組み込まれてしまいました。サイトを開くだけでウィルスに感染はしませんが、飛ばされた先でアンケートに答えて個人情報を入力すると、その情報が悪用される危険があるフィッシング詐欺です。

 発覚直後にサーバーを運営しているH社に連絡して早急な対策を依頼したのですが、ここのサポート対応があり得ないくらい悪く、催促のメールと電話を幾度もして何とか処置をしてもらいましたが、処置が済むまでに余りにも時間が掛かり過ぎてしまいました。結果として、当院のサイトを訪れようとして詐欺サイトに飛ばされてしまった多くの人に大変ご迷惑を掛けてしまい申し訳ありませんでした。

 H社のサイトを見ると、怪しげなITベンチャー企業にありがちですが、聞いたことも無いビジネス誌に掲載された事を自慢げにアピールしてあります。販売実態がほとんどなく、雑誌に掲載された事実を自社サイトなどで自慢してもらうために存在するような雑誌です。記事の9割以上が広告で、掲載企業からの広告掲載料が主な収入源なため、販売部数が皆無でも儲けが出る仕組みのようです。SNS上で行えばステマに相当する様な行為ですが、この手の雑誌は健康関連の分野でも数多く、営業の電話が多くて非常に迷惑です。はっきりと断ってもしつこく食い下がってきて、しばらくの期間を空けて何度でもかかってくるので鬱陶しいです。

 H社の料金は見栄を張るためだけの宣伝広告費をサービス料金に転嫁しているとしても、サービスの質から考えられる適正価格を大幅に上回っていました。他社では大抵無料で標準装備されているサービスにも追加料金が必要で、本来のサービスが長期間に渡り適切に提供されていなかった事実が発覚しても返金には応じてもらえず、恥ずかしながら完全にぼったくられてました。

 色々な事業に手を広げているようですが、技術スタッフの慢性的な人材不足を放置し、営業ばかりに力を入れてキャパ以上の新規契約を取り付けては、その後のサポートは二の次、三の次の “釣った魚には餌をやらん” タイプのIT系ブラック企業の典型ではと勘ぐってしまいます。サポート窓口の担当者は次々と退社してしまい、短いサイクルで入れ替わる上に、仕事の引き継ぎや情報の共有がずさんで大変に不便でした。運良くまともな技術スタッフと直接連絡が取れると、当たり前の事が神対応に感じます。セキュリティー意識の低さとサポート体制の不備を理由に解約を決め、別のレンタルサーバー会社と契約をして改めてこの新サイトを立ち上げました。

 新しいレンタルサーバーはカラフルボックスです。レンタルサーバーの比較サイトを色々と読んで、エックスサーバー、コンハウイング、カラフルボックス、ミックスホスト、カゴヤ・ジャパンの5つの候補に絞りました。サーバーの仕様と性能、セキュリティ対策、価格はどれも甲乙つけ難く迷いましたが、サポート体制を重視してカラフルボックスを選びました。ここの公式サイトのマニュアルはきめ細かく親切な作りで、他社のサーバー利用者にも役立ちそうです。ドメインやサーバーの設定、ソフトのインストールなどに関して不明な事があっても、マニュアルをしっかり読めば初心者でも自力で何とかなりました。余程のトラブルが起きない限りはサポート窓口への問い合わせが必要なさそうです。一番安いプランの3年契約の月額利用料は、H社の5年契約の月額利用料の18分の1で、サービス内容は全ての面において格段に上で比べるのも失礼な程です。

 今回の件で不必要に高く付いてしまった経費と、長年培ってきたドメインのグーグルからの評価と、当院の旧サイト訪れようとしてフィッシング詐欺サイトに飛ばされた人の信用を失ってしまいました。その代わりに、支払う料金と提供されるサービスの質は必ずしも比例しないという当たり前の教訓を得ました。